ウルトラマン・ダイナごっこ

親子３人（つまり，なこ以外）で『ウルトラマン・ダイナ』にぞっこんです。（ちなみに現在は『ウルトラマン・コスモス』放映中。なこはコスモスなら観るが，私はコスモスは観ないのさ。）

で，気がつけば，我が家の反抗期「しょーちゃん」がウルトラマンごっこをするようになってました。もちろん「おんぷちゃん（『も～っと・お邪魔女どれみ』の脇役キャラ）ごっこ」も健在ですが。

最初は母たるむるっちの手前３メートルくらいから，片足を上げてにじり寄って来ました。もちろん，飛び蹴りなんてできるはずもなく・・・「ワン・ツー・ワン・ツー」って，足を上げ下げしながら近寄ってきて，むるっちの膝にぼこっ！と。

次は「ぢょわっち」と言いながら両手を上げて走り回り（ウルトラマンは飛んでる訳ですね，たぶん），むるっちの太ももにパーンチ！　これは勢いがあるので不意を突かれるとむちゃむちゃ痛い。まじで痛い。本当に頭に来るもんね。

むるっち，困りました。ウルトラマンごっこ・・・機嫌よく一人で遊ぶ数少ない遊びです。なんとか頑張って欲しい。でも，彼が機嫌よく遊んで，むるっちが壊れてしまうんじゃあ，割が合わない。

ある日，彼は積み木で遊んでいました。何か「ひらめく」ものがあったのでしょう。いきなり積み木をさくっと積み上げて「これ，かいじゅう」と言うが早いか，すくっと立ち上がり・・・「ぢょわっち」と積み木に平手で突きを入れて崩壊。おーっ。むるっち，これは使えると思いました。

それで，ちょっと「びこんびこんびこん，あー，赤く光ってる」とカラータイマーのことをウルトラマンに思い出させたのです。すると，彼は「あーかえらなくっちゃぁ」。

これが使えるのです。家の前で「もっとあそぶのぉ。かえらないよー，しょーちゃんはぁ」とぐずるときに，「おっ，ウルトラマン！　赤いの光ってる」と一声かければ，もう「ぢょわっち」だもんね。うっふっふ。

番外ですが，彼は「バルタン星人」が好きらしいです。
屈んだ状態で，Ｔシャツを伸ばして膝に掛けて足首までひきずり下ろして，座った状態でカニ歩き・・・ほら，お手製バルタンの出来上がり。教えたわけじゃないのになぁ。