しょう編 episode 2
願書配布日

園バスに乗せるはずのなこを車に乗せて，登園。８時４０分には幼稚園に到着。さすがに願書配布日。園長先生がもうテラスに出てた。朝のご挨拶をして願書をもらう。でも既に先客が・・・おぉ，なんてこったい！

でも，まぁ願書ゲット。でも横で「先客」親子が園長先生に「抽選することになるんですか？」なんてことを尋ねているので，思わず耳がダンボになる。園長先生は，いつものおっとりとした口調で「一応，願書で人数を制限しますから・・・」って。おいおい，そりゃ，願書があれば絶対に入園できるってこと？　ほんと？　思わず確認しようかと思ったむるっちより早く，その「先客」親子が「願書があれば入園できるってことですか？」って。おー，核心をつく質問だぞ！と，心の中で応援したりして。

願書をもらうときに，入園希望者の氏名・電話番号・住所なんかを書かされるの。で，ひとりで（しょうは父ちゃんと留守番だからね。なこはさっさと教室に入っちゃったし・・・）コリコリ書いてると，いきなり「しょうちゃんは・・・どこに行っちゃったのかしらね？」って園長先生。あわてて「いや，あのー，主人とお留守番を・・・」って答えると，これまた，いつものおっとり口調で「あらぁ，どこかに（目の届かないところへ）一人で行っちゃったのかと思ったわ」なんて。連れてくると邪魔なので・・・とは言えませんねぇ。

願書ゲットして帰宅したら８時５０分。ま，あたしったら飛ばし屋だわ・・・なんて思いながら，留守番していただんなさんを会社へ送って行く。遅刻せずに済みました。

昨晩は緊張していつまでも眠れず，今朝は早くから目が覚めてしまったむるっちは朝食も喉を通らず・・・。願書をゲットした今！　当然のことですが，非常に空腹で。だんなさんを会社に送り届けた，その帰りにマクドナルドで何か買うことにした。もちろんドライブスルーで。注文したハッピーセットが出てくるのを待ってると，なんだか朝っぱらから「３歳児＆母親で総勢４～６人」というグループが何組も目の前を横切って，マクドナルドに入っていく・・・そう，手には「○○幼稚園」と書いた大きな封筒。みなさん，願書ゲットの帰りですねぇ。あはは。うちだけじゃないんだわっ！　みんな昨晩は寝られなかったんでしょう？！

帰宅後，しょうと二人で午前９時半のおやつタイム。お腹がいっぱいになったところで，また新たな不安がむるっちを襲う！　いったい何枚願書があったのだろう？　あちこち幼稚園を巡って願書を複数ゲットする人がいるんだから・・・こんな大騒ぎの割に定員割れするのか？　２年保育希望者はどうなんだろう？　なこの学年は１クラスのままで持ち上がり？　いやいや，願書もってれば大丈夫だから・・と自分に言い聞かせる。

昼間の散歩（公園で遊ぶ代わりにね）をしてたら，願書を抱えて帰ってきた公園友達に会った。「９時から配布だから８時から並んだの～」だって。そんな怖い幼稚園もあるんだって，今更ながらに驚く。

一体，どうなるんだぁぁぁぁぁ。