ふくふく

子供の擬態語って難しい。なこが「お母さん、テレビがね、ふくふく言ってるのよぉ」って言うから、見に行ってみたら砂嵐でした。あれは「ざーざー」だと思っていたんだけど、そっか「ふくふく」って聞こえるのか。

先日は、しょうが人差し指を出して「じゃまるる、るいっ」って遊んでるから、それを見ながらしばらく悩んだ。ＥＴＶの「英語であそぼ」に出てくる魔法の呪文だと気が付くのには相当時間がかかった。本当は「ざまらま・るー」なのよ。「ちちんぷい」と混ざったみたいね。

そんな、こんなで、意思疎通に多大なる努力を払う毎日。

今日は今日で「パンって何でパンなの？」と、なこがいう。食べ物のパンが「パン」という発音であることには、パンがどこかで「パン」という音を出すという理由があるはずだって、思ったみたい。
「食べるときには、ぱん、って音、しないのにね」というむるっち。彼女はいろいろ考えて・・・

「えー、じゃあ、パンっておかしいじゃん。なんでかなぁ。あーそうだ。作るときにね、パンって音がするんだよ。そうだ。それでパンって言うのよ。お母さん、忘れてたな。」

はー？　そんなこと、忘れるとかっちゅー問題じゃあるめぇ。おい。