ひとり伝言ゲーム

「伝言ゲーム」って覚えてますか？　何人かでチームを組み，指定されたある言葉を順番に伝えていき，最後の人が指定された言葉を正確に言えたら勝ちってやつですね。 子供って，平たく言うと「ひとり伝言ゲーム」です。

その１）
先日，風邪で具合が悪いしょうに，コーンスープを温めるようにリクエストされました。しょうが「それっておみしる（お味噌汁）？」と，なこに確認。

なこ「こーんぷーすでしょ？」

「ぷーす」って？？？　意味はわかるけど，とっさには頭が回らんっちゅーの。

その２）
また先日。幼稚園から帰宅したなこが「アイス食べたい」というので，小倉アイスをみんなで分けっこすることにした。なこはバニラが好きだけど，本日は売り切れなので，ま，小倉だったという訳。でも「あんこ」だと言うと，なこが要らないといい，それがしょうの分になるのは我が家では自明の理なので，むるっちは「おぐらのアイスクリームだよ」と，なこに伝えた。すると，しょうが一言。

「もぐらのアイスクリーム？」

もぐら・・・。たしかに小豆のつぶつぶがもぐらの頭に見えないこともないなぁ，じゃ，小さいもぐらがざっくざく？　いやいや，もしかしてもぐらのミンチ入り？　なんていつもの妄想を繰り広げたむるっちは，あえなく撃沈。小倉アイス，残してしまいました。もったいない，もったいない。

その３）
ままごとをしていた二人。しょうが「あたま，いたいよー」となこに言う。すると「じゃ，あたまにばんそーこーはりますね」

しょう「ぱそこん？」

おいおい，パソコン貼ってどうすんの？　むるっちの頭の中では，大きなタワー型のデスクトップを「こどもバンド」のうじきつよし（知ってます？　アンプを頭に載せてライブをしていたそうです）のように，頭にくくりつけている彼を思っていました。案外似合うかもねー。