なことお店屋さんごっこ

今回は，なこと「ごっこ遊び」をするための注意点をいくつかお教えしましょう。

なこはもっぱらウエイトレスさんかコックさん。

１）「本日はご来店，いらっしゃいませ」と，わきの下にお盆を挟んだまま，絵本を差し出す。メニューのつもりね。ここで「珈琲」なんて迂闊に答えてはいけません。まず，何のお店か確認してください。ラーメン屋ってこともありますから。

２）その店に見合った食べ物を注文してください。すると，なこちゃんが「お飲み物はいかがですか？」と言います。飲み物はそれから頼んでください。

いいですか。先に飲み物を頼むと，なこちゃんが「なこがお飲み物はって言うのにぃ！」と，非常に怒りますから，それだけは止めてくださいね。

３）しばらくすると「おまたせしました」と，注文したものを積み木で作って持ってきます。自分の注文したものが来ているか確認してください。なこは５品くらいまでは簡単に暗記しています。甘く見ると叱られます。

　客　「お母さんにはスパゲティーと珈琲，珈琲は温かいのを。しょうちゃんには子供用のハンバーグとコーラをください。サラダもください」
　なこ「コーラは子供用のでいいですか？」
　客　「はい。先に持ってきてください」
　なこ「はい。ちょっとお待ちください」
こんな風にフツーにすらすら注文してください。ちなみにお父さんはコーラを注文して「子供用のですが，いいですか？」と確認されてました。

４）積み木のお料理を食べてください。真似だけで結構です。「こちらのお皿は？」と言われたら，「下げてください」と答えてください。なこがお片付けします。

以上が基本となる手順です。まぁ，結局，この手順をふまえて百万回モードに入っちゃう訳なんですが。

もうひとつ。インターホンごっこ。

１）隣の部屋にいるなこが，ドアノブ（または襖の手をかけるとこ）に向かって「ぴんぽーん，こんにちわ。入っていいですか」と言います。「どなたですか」と答えてください。身元を確認せずに「どうぞ」と言うと「誰？って聞いてよ」と叱られます。身元と用件を確認したら，必ず「どうぞ」と言ってください。言わないと叱られます。

２）だいたいお土産をもってます。適当に応対していると，お土産をくれてさっさと帰ります。こちらがお土産をもらえばそれでＯＫなのですが，もらった瞬間にさっと取られてしまうこともあります。それはもうすでに百万回モードだと思ってください。お土産をあげてしまうと，次の手土産がなくなっちゃうからね。

でも，「新しいおうち，要りますか？」とセールスに来ることもあります。そういうときはきちんと「要りません」と断ってください。それが立派な消費者になるための教育です。（ほんとか？）

さぁ，もう大丈夫ですね。みなさんの健闘を祈っています。