これ何？

絵本を見ながら「これ何？」と問われると，一生懸命考えて答えるしょうちゃん。でもそこはまだ２歳児。当たらずとも遠からずってのが多くて苦笑する。

「これ（ばけつ）何？」「おみじゅ」

そうそう。バケツには水が入ってます。

「これ（ポット）は？」「うーん，おちゃ」

そうです。ほうじ茶ですねぇ。紅茶と言わないとこがまさに庶民でしょう。

「これ（えんぴつ）は？」「えっとぉ，おえかき」

そう。これはお絵かきするときに使うのね・・・とまぁ，こんな具合。小鳥を見て「かきこっこ（コケコッコ：鶏）」，天道虫を見て「かぶとぉむっし（カブトムシ）」なら，もう大正解でしょう。

大きく外れてないときには「あったりー」とか「うんうん，そんな感じだ」なんて言いながらお茶を濁してきても，お姉ちゃんはちゃんと話せるようになってるからいいかなぁって，むるっちはいいかげんな対処をしてきてる。

ところが，しっかりもののお姉ちゃんが登場すると，そうはいかない。「違うでしょ，しょーちゃん」って訂正してる。うーん，３歳児が２歳児に日本語を教えるとは，眼から鱗だね。

先日，「ミッフィーちゃんがブランコを立ちこぎしてる」絵を見て，しょうが「あ，すべりだいだぁ」と言った途端，なこが「ちがうでしょ，しょー。これは公園！」

あぁ・・・だめじゃん，それじゃぁ。