赤ちゃんごっこ

当然のことながら，赤ちゃんごっこには２パターンある。１）なこがお母さんの場合，２）しょうがお母さんの場合，である。私は赤ちゃんごっこはしたくないので（だって，今まで面倒見てきて，やっと赤ちゃんじゃなくなったのに，なんでまた面倒みなくちゃならないわけ？というすさんだ気持ちになるので断りつづけています。）

面白いのは２の方。なこは常識的にお母さんを演じることができるから，そんなに面白い展開にはならない。だから，今回は２をお届けします。

なこ（赤ちゃん役）「えーん，えーん，ミルク飲みたいよぉ」
しょう（お母さん役）「今作るねぇー。ごくごくごく」
なこ「えーん，飲んじゃったぁ」
しょう「えへっ」

あんたが飲んでどうすんの。まったく。お母さんでしょ？　私はそんなまずいもん，飲まなかったわよ。

なこ「えーん，おもちゃ，ほしーよー」
しょう「これ？　これで遊ぶの？」
　　　　　（と言って，自分が遊びだす。一人取り残されるなこ。）

それでも懲りずに，まだ赤ちゃんごっこしてるよ。まったく。

なこ「ふとん，かけてよー」
しょう「これ？　（自分が被って）おばけだぞー」
なこ「えーん，怖いよー」

そんな赤ちゃんごっこの何が楽しいのか，お母さんにはさーっぱりわかんないよ。