かみなり怖い

寝る前の絵本も読みました。さぁ，寝ましょう。電気を消して布団に入る三人。

しょう「あれ，ここ（お父さんの布団），だれもいないよ」
むるっち「そこはお父さんの場所だからでしょ。お父さんは仕事」
なこ「今日はまふかりでお仕事？　へびや行ったの？」
むるっち「わかんない。お父さん何にも言ってなかったから」
なこ「ふーん・・・」

しょう「かみなりの話，しよう！」

おっ，来たな。寝たくない攻撃だ。ちょこっと付き合ってあげようか。さっきの絵本も「へそもち（福音館書店）」だったしね。

なこ「えーっ？　なこ，かみなり怖いのに」
むるっち「何が怖いの？　音？　光るとこ？」
なこ「んー，両方だよぉ」
しょう「しょーちゃんね，かみなりさんが怖いけどね，怖くないの」

はいはい。わかってないんでしょ？

むるっち「しょうはなんで怖くないの？」
しょう「だってねー，おへそ，取られてないもん。これぇー見てよー」

おうおう。食べすぎで蛙のお腹みたいにポンポコリンだこと。

外では雨がしとしと・・・車が水溜りをはねかして通っていく音がする。昨日も夜は降ってたなぁ。夕立で雷鳴がとどろいた時にはちょうど外で荷物持ってて，へそを押さえるひまがなかったのに，取られなかったんだよね。

なこ「雨？　雨まだ降ってるの？」
むるっち「そうみたいだね」
しょう「かみなりさん，また来るの？（小声）」
むるっち「来たらどうするの？」

なこ・しょう「いやー！」

やっぱり，かみなり怖いんじゃん。